2025年2月16日(日)開催予定の「第九」演奏会2025の指揮者・ウィンド合わせが富加町のタウンホールとみかで行われました。
当初は可児市内の施設で行う予定でしたが、衆院選のために急遽の変更となりました。会場のスペースの関係で通常とは異なり、ステージ上の指揮者とオケが、客席の合唱団とお見合いする変則的な位置関係での合わせとなりました。
指揮者の吉田行地氏は劇団四季で仕事をされていたとのことで、浅利慶太氏を彷彿とさせる表情豊かな指揮とお話に引き込まれ、あっという間の2時間でした。
本日はベートーヴェンの第九「合唱」を指導いただきましたが、吹奏楽を演奏する可茂Jr.ウィンドオーケストラ“レゾネア”のメンバーも合唱の練習に加わり、演奏会当日は若い声を響かせていただけると期待しています。(2024.10.27U)
2025年2月16日(日)開催予定の「第九」演奏会2025の練習が始まりました。
演奏会には男性3名、女性8名、合計11名の一般参加者(第九経験者のみ)の応募があり、参加者紹介の後、早速練習が始まりました。
第九”合唱 An die Freude” の他、可茂Jr.ウィンドオーケストラ・レゾネアと合同演奏する曲目の一つ「群青)とアンコール曲を練習しました。
アンコール曲は未だ”お楽しみ”としておきますが、これまで何度も歌った曲の編曲バージョンで、初めは慣れずに難儀しましたが、全体練習で歌唱を重ねると素敵なハーモニーとなり、演奏会では必ず感動していただけるものと確信しています。
定例の練習終了後、殆どの団員が出席の中で総会が開催されました。
今日は多治見で38.2℃と厳暑でしたが、総会も今後の活動方針などを巡って熱い議論が繰り広げられました。
令和5年(2023年度)度活動報告、会計報告では第10回定期演奏会特別会計報告も含めて満場一致で承認されました。なお・役員の負担軽減・団員増員・団員高齢への対応が今後の課題として提示されました。
次いで令和6年(2024年)度組織、活動計画、会計予算も承認され、2026年の第11回定期演奏会に向けてスタートを切りました。
活動計画については当面12月中旬の団内クリスマスコンサート、2025年2月の第九演奏会2025(経験者一般参加練習は9月14日~)、同年3月予定のなかえ~ど・センター音楽祭が組まれているほかに、施設や学校などへ訪問する啓発活動も行う予定です。(2024.7.7U)
演奏会の興奮冷めやらぬまま迎えたレセプション。大いにしゃべり、飲み、食べ盛り上がりました!
乾杯に続き、来賓の皆様、交響楽団の方、ソリストの皆様、倉知先生、内田先生、大川先生・・・とそれぞれにお言葉を頂きました。多くの方の支えがあって、今日を迎えられたことを実感し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
倉知先生からは、合唱団が同じ形で20年続いていくというのは、なかなか難しいとのこと。なぜなら持続性のある雰囲気づくりが必要であるからとのお話。内田先生や団長からは団員みんな家族みたいなもの、というお言葉がありました。
この合唱団にはそのような雰囲気がある。今回の演奏会もみんなが心を一つにし、力を合わせたことで成し遂げられたのだと充実感に浸るひと時でした。(2024.5.19ソプラノA.N)
2024年5月19日(日) 13時30分開演
可児市文化創造センター 主劇場
第1部 想い出の情景 ~うたいつなごう日本のうた~ 倉知竜也 編曲
第2部 合唱団の20年を振り返って
第3部 交響曲第九番作品125作曲より ベートーヴェン作曲
管弦楽:中部フィルハーモニー交響楽団
合唱:可児市民第九合唱団
(第2部は公募中高生、第3部は一般参加者も加わる)
写真は上から第1部、第2部、第3部の演奏光景、ソリストの方々です。
昨日5/18のリハーサル・ゲネプロの疲れを少し残しながら、とうとう演奏会当日を迎えました。
ホワイエには合唱団20年の歴史を物語るポスターや写真が展示されました。
第3部「第九」演奏では親・子・孫3代が揃って歌います(中:米田団長)。そして会場へ出発前には、恒例の円陣を組んで気勢を上げる男衆の姿も。(2024.5.19テノールT.U)
日頃より音楽を愛する皆様へ、心ゆくまで堪能いただける豪華なバロック音楽の時間をお届けいたします。
この度ポルトガルからチェンバロ奏者が来日し、可児市で演奏会を開催することとなりました。チェンバロは、バロック音楽の代表的な楽器です。柔らかで透明感があり、装飾的な演奏スタイルは曲に華やかさや繊細さを与えます。今回はサロンコンサートですので、チェンバロの音だけでなく外観の優雅さも間近で感じて頂けます。この度ポルトガルからチェンバロ奏者が来日し、可児市で演奏会を開催することとなりました。チェンバロは、バロック音楽の代表的な楽器です。柔らかで透明感があり、装飾的な演奏スタイルは曲に華やかさや繊細さを与えます。今回はサロンコンサートですので、チェンバロの音だけでなく外観の優雅さも間近で感じて頂けます。
このコンサートではチェンバロとフォルテピアノの競演も聴きどころです。フォルテピアノはピアノの原型となった楽器で、バロック時代から古典派時代にかけてモーツァルトやベートーヴェンなどの作曲家たちによって多くの作品が作られました。
そして、バロック音楽を得意としています、ソプラノ内田恵美子と、テノール大川晶也の演奏をお楽しみください。
間近で感じる音楽の魔法で、バロック時代にタイムスリップし、時間と空間を超えた旅へと誘います。その煌びやかな音楽に酔いしれ、心を揺さぶられる時間をお過ごしください。(2024.5.19T.U)
先日の4月27日に続き、倉知先生の3時間練習がありました。可児市民第九合唱団の演奏会前の最後のピアノでの練習です。
今回の第10回定期演奏会は、創立20周年記念でもあります。
今まで練習してきた楽譜に倉知先生の注意事項を書き加えます。私たちはその楽譜とともに本番にのぞみます。
そのなかで歌う群青は、東日本大震災の復興を祈念しての曲で中高生の若い声に歌いながらも感動してしまいました。
次回練習は中部フィルハーモニー交響楽団とのオーケストラ合わせです。とても楽しみです。演奏会まであと少し。お客様に楽しんでいただけるように頑張ります。(2024.5.3ソプラノK.H)
指揮者、ソリストをお迎えして演奏会で演奏する全曲の通し練習を行いました。
第2部では公募の中高生、第3部では一般参加者が加わりそれぞれ「群青」、「第九」第4楽章を練習しました。
練習前には団員有志で舞台を設え、ひな壇に乗って歌うと小劇場とは言え普段使う練習会場に比べて音響が良いので、否応なく高揚感が高まります。
本番まで残された練習日はあと5日。心地よい緊張を味わった練習でした。(2024.4.13テノールT.U)
可児市民第九合唱団は、中恵土地区センター音楽祭に初参加しました。いきなり音楽祭の「おおとり」でした。小ぢんまりとした会場ですが、100名程の聴衆に残っていただけました。私達の一つ前の参加グループは津軽三味線の女性3人と男性歌手1人でした。津軽三味線の軽快かつ強烈な音が会場になり響きとても盛り上がりましたが、男性歌手が途中で歌詞をお忘れになり、最初から歌い直すというハプニングがありました。が、互いに知人ということもあって観衆を大いに沸かせました。一度あることは二度あると申しますので、私は、合唱団が、同じ轍を踏むのではないかと内心、危惧しました。
可児市民第九合唱団は、およそ50名が参加し、3列になって壇の下に整列しました。すぐ前は、聴衆の最前列の席でした。多人数の歌声を、すぐ近くで聴くことができる幸せ(もしかしたら不幸)を味わってほしいと思いました。合唱団の男性の薄黄色のブレザーに黒いズボンとエンジ色のクロスタイ、女性団員のスカイブルーの上着と黒いスカートが、聴衆の度肝を抜いたようで「素敵ねー、きれいねー、お若く見えるね」とのため息が会場全体に漏れたのでした。
米田団長の挨拶の声は、さすがに団員を束ねるだけあって、会場の隅々まで良く通って聞こえました。言葉を度忘れしたボケのふりをして笑いを取る作戦が当たり、場の緊張が一気にほぐれました。団員の一員としては団長が言葉を失いかけたので、ハラハラドキドキしてむしろ緊張しましたが。しかし団員一同は、この会場で幾度も練習を重ねており、場慣れしていますので、すぐに立ち直りました。この合唱団は、聴衆に楽しい気持ちになってほしいとの思いを込めて笑顔で歌うので、しばしば聴衆の方々と会場全体に一体感が醸し出されます。これは、なかなかアマチュア合唱団では味わえないことで、とても素晴らしい、と常々思っています。この度も、団員達の歌声に、聴衆の方々が聞き入っておられました。更に、多数の聴衆の方々から目の前で拍手をいただきましたので、とても気持ち良かったです。終了後、今回の音楽祭の会長を務めて頂きました中恵土連合会長の大杉守平様から、「第九合唱団は、沢山の方々の声がきれいに合わさり、とても良かったです。良い選曲でした。楽しく歌っておられたので、私自身も嬉しくなりました。多くの方々の合唱を近くで聴けて迫力もあった。良かったー、また来てね」とのお言葉を頂きました。
休日にも関わらず、ご参加を賜りました講師の大川先生と内田先生には、改めて感謝申し上げます。両先生が参加され、皆さんにプロフェッショナルの歌声がどんなに素晴らしいか、分かって頂けました。後ほど、私の知っている中恵土の方々から「プロの歌声を聴けた。良く通る声ですねー。会場に足を運んで良かったなー、お値打ちだったなー」との言葉を頂いております。両先生の今回のご参加が第10回定期演奏会への大いなるお誘いにもなりました。誠にありがとうございました。最後に、中恵土地区センターの音楽祭の設営に関わられましたスタッフ一同の皆様と、会場に足を運び笑顔と同時に沢山の拍手で出演者に励ましを頂きました皆さんに、深く感謝を申し上げます。(2024.3.24バスY.M)
桜の蕾も膨らみ始めた頃に再び寒さ到来となった練習の日。5月19日の定期演奏会も近づき、練習会場も少し緊張の空気が漂ってきました。
そんな練習の合間には倉知先生が、ちょっと愛らしいお顔で深いお話や面白いお話をしてくださり、いつも興味深いです。
今回の倉知先生の編曲による日本の歌は、まさに昭和の想い出の情景が次々と紐解かれていくような懐かしさと楽しさがあります。四部合唱ならではの各々の掛け合いの曲の流れは、ちょっとゾクゾクします。
オーケストラと一緒に歌うと曲のスケールも大きくなるでしょうし、出来上がりはどんな風になるのか、今からとても楽しみです。
今日は第九(歓喜の歌)を中心にご指導頂きました。今回のステージでの最後の曲になります。体力の持続が少し心配な所もありますが、小さくなった目を大きく見開いて、指揮棒をしっかりと見つめて頑張りたいと思います。一人一人の声が集まればこんなにもすばらしい音楽を作り上げることができる。その中で酔い痴れる自分。この上ない感動。そして達成感。合唱はいいですね。(2024.3.23アルトM.O)
実は、随分前になりますが倉知先生の練習はお話の時間が長くて、もっと練習をしたい、練習の上でお話しを、と思っていて先生に対して苦手意識も有りました。ですが、最近になって、倉知先生のお話にはまってしまって、とても楽しみにしているところです。
今日は、私が苦手としている「群青」、一言も聞き逃さないよう楽しく聞く事が出来て、幸せな気持ちで帰りました。
日本語をどう表現したら良いか?いつも考えますが、今日のレッスンで、ずっともやもやしていた「群青」がスッキリと理解出来て、どう練習したら良いか?がよくわかりました。
定期演奏会までは日にちが無いですが、これからの練習を、また家での自主練習をとても楽しみにしているところです!
我が合唱団は幸せですね!
何もかも恵まれていて、年齢からも、いつまで歌えるのかな?と思う日もありますが、沢山の事が学べて、刺激を頂き、元気になれて、素晴らしい合唱団に居られる幸せを改めて思いました。
(2024.2.17ソプラノT.K)
「後半の部」の1番目、「想い出の情景」より本居長世メドレー、「赤い靴」「青い目の人形」「七つの子」「めえめえこやぎ」「汽車ぽっぽ」を歌いました。
この曲は、懐かしいとともに、改めて学習することも多いです。日々の練習では尊敬する堀山先生はじめ諸先輩、役員の皆様方に、完璧に近いご指導を受け、驚くばかりの日々です。今回、初めて皆様と参加できたことに感謝です。
私は、音楽が大好きです。歌い終わってからは、他の合唱団の演奏を聞きました。尊敬する他合唱団の竹内先生の素晴らしいピアノの音色や、皆様のコーラス、先生方の指揮など、皆様のご活動に本当に感激しました。今後も学んでいきたいと思います。
本当に、素晴らしい音楽に触れて、改めて感謝致します。有難うございました。
最後になりましたが、内田先生・大川先生の深いご指導でこの度この集いに参加できた事、少しだけですが成長した自分が嬉しいです。(2024.2.11ソプラノS.H)
動画コーナー(リンク)
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2024年5月19日(日)に開催される第10回定期演奏会の第3部で演奏される、ベートーヴェン作曲・交響曲第九番第4楽章の経験者コースの練習が、今日1月27日から始まりました。
本日は男性6名、女性7名、合計13名の方に参加いただきました。(2024.1.27 T.U)
今回は海沼實氏の歌と中濃合唱祭に向けての本居長世氏の歌のご指導を受けました。
昔、日常何気なく口ずさんでいた唱歌や童謡をいろいろ御指導いただくと改めて日本語を歌うことの難しさを感じ、歌詞も間違って歌っていた部分があることに気づくことができました。
毎回、発声練習の後、いざ歌い始めると、前回の御指導で良くなったものも元の状態に戻ってしまい、なかなか上手くいかないのですが、改めて発声の仕方、リズムの取り方、息継ぎ等々丁寧な御指導を重ねていただいた結果、個々やパート別でバラバラだった声が、ひとつとなり均衡のとれた合唱となって、練習を終了する頃には素敵なハーモニーとなリ、そしてその響いている声が、耳に入ると心地よさが胸いっぱいに広がります。
倉知先生の楽しいお話と丁寧なご指導に時の過ぎるのがとても速く思われました。(2023.12.23ソプラノH.M)
11月19日(日曜日)、今年のクリスマスコンサートは観客を入れて、とても豪華な内容になりました。私自身、チケット有料の舞台は久しぶりで、「ハレルヤ」や「第九(抜粋)」は練習が足りないような気がして直前まで不安がありました。それでも、指揮をする先生方の堂々とした姿をみていると、そんな不安などは消えて気持ちよく合唱を楽しむことができました。
みんなが楽しみにしていた先生方の演奏は、私たちにとって、とっておきのクリスマスプレゼントになりました。ひと声聴いただけで、スッとオペラの場面に引き込まれる内田先生の歌と姿にうっとり…。第九ソロ、まさかのバリトン&テノールの二刀流!!こんなムチャぶりも引き受けてくださる大川先生の寛大さに脱帽です。感謝しかありません。ありがとうございました。本当に素敵なコンサートになりました。
私の友だちは、お母様と二人で聴きに来てくれました。音楽にほぼ無縁で生きてきた人なのですが、「楽しかった♡」と喜んでもらえました。大川先生がお客様に「元気をもらっていってください。」と言われましたが、それができたような気がしてうれしくなりました。これからも、人の心にHOTな力を与えられるような合唱を目指していきたいと思いました。
以下会場の雰囲気を伝える写真です。写真をクリックまたはダブルクリックすると< >のマークが出ますので、これをクリックすると前後の写真を見ることができます。(2023.11.26ソプラノH.I)
第10回定期演奏会に向け、倉知竜也先生編曲「思い出の情景 Ⅲシャボン玉・中山晋平編」と「「婚礼の合唱」ワーグナー・ローエングリーンから」を卯野杏実先生のピアノでご指導いただきました。
中山晋平編では、第一声の音程と開いた声を丁寧に確認しました。「シャボン玉」の曲は、お子さんが亡くなられてと広く知られているができた時にはお子さんは生きていたとか、シャボンのリズムや、“こわれて消えた”が“喰われて…”、「背くらべ」の“はしらのキズ”が“わしら…”、“せいのたけ”が“…たーけ”にならないようなど注意事項の指導がありました。
作品の成立の経緯、“作詞・作詩”の違い、“行く”は“い”か“ゆ”か、8分音符16分音符のリズム、「あめあめふれふれ」の子どもは男子か女子か、「こがねむし」はダークなイメージでなど、「ゴンドラの歌」は原曲の8分の6拍子を4分の3に変えた考えについての説明がありました。歌詞の7775調はドドイツ調でなどと、曲調を意識した歌唱の指導がありました。
などなど、作品について笑いを誘いながら時代背景からの説明がありました。練習の中でオーケストラの編曲をどうするかもチェックされるとお話しで指導練習の重さを改めて認識しました。
2024年5月19日の定期演奏会に向け、作品の理解を深めて、楽しく、明るい合唱を目指したいと思います。
(2023.9.30バスY.O)
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8月27日(日)、可児市民第九合唱団20周年記念式典パーティーが市内、グリーンキャメロット・リバーサイドでとり行われました。
残暑厳しいなか、約8割の団員に加えてOBや第九参加者にも参加していただき、更にご多用のなかご来賓として可児市所管の関係の方々、倉知先生はじめご指導の先生方、また当団と時に共演いただく楽団の代表の方々にもお越しいただきました。
式典はまず、当団の象徴曲である第九の第4楽章「歓喜の歌」の合唱にはじまり、団長挨拶・来賓祝辞に続き、発足より今日に至るまで、団の運営に携わりご尽力くださった皆様への感謝状並びに花束贈呈で終了しました。
続いて開かれたパーティーは、団のマスコットである?絢也君による乾杯でスタート。歓談中は女性による「遠い日の歌」男性による「希望の島」の合唱をはじめ、芸達者な団員による独唱、ギター・オカリナ・篠笛演奏などで盛り上がり、最後「ふるさと」の合唱で締めくくりました。
合唱という輪で繋がった各々が、それぞれのできる事で協力して継続してきた当団の正に喜びに満ちたパーティーとなり、団員の高齢化も進んでいますが、何とかこの先10年・20年と続くようにと祈らずにはいられませんでした。
最後にこの式典の開催にあたり、お骨折り下さった幹事の皆様に深く御礼申し上げます。(2023.8.27ソプラノ J.F)
2024年5月19日(日)に開催される第10回定期演奏会の第3部で演奏される、ベートーヴェン作曲・交響曲第九番第4楽章の初心者コースの練習が、今日8月26日から始まりました。
参加者募集に対して多くの方に応募いただきましたが、本日は9名の方に参加いただきました。
男性3名、女性6名、それぞれ自己紹介をしていただき、過去に経験ありの方や、第九だけでなく合唱の経験がない方も参加され、高らかに気持ちよく「第九」を歌いたいというお気持ちが私たちとも共通していることがよくわかり、ようこそおいでいただきました、熱烈歓迎!!
実は当合唱団でも演奏会で「第九」を歌うのはコロナの影響もあり2018年12月16日の「クリスマスコンサート2018」以来です。それ以前でも2017年12月17日に開催された「可児市文化創造センター(ala)開館15周年記念第九演奏会」からも久しく、2003年9月14日に開催されたala開館1周年記念の自主合唱団発足「可児市民第九合唱団2003」で演奏はされたものの、2006年12月10日の第1回定期演奏会以降も定期演奏会で「第九」が演奏されたことはありませんでした。
その意味で来年の第10回定期演奏会で「第九」が演奏されることは我々にとっても意義深いことであるし、参加される皆さんと同じ舞台に立てることを大変喜ばしく思います。
初心者コース6回が終わって来年2月からの経験者コースに進んで腕を磨き、本番で思い切り歌いましょう。
初心者コースに入ろうか躊躇されている方々!未だ十分間に合います!先ず初めの一歩!を踏み出しましょう!
お待ちしています!(2023.8.26 T.U)
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合唱団創立20周年記念 委嘱作品集
「想い出の情景」~歌いつなごう日本のうた~
刊行に寄せて
可児市民第九合唱団 音楽委員会
合唱団10周年記念 第5回定期演奏会の折に刊行されました「世界うためぐり」~歓喜の歌声は翼に乗って~ に引き続き、記念すべき合唱団20周年記念 第10回定期演奏会に向けて、ご多忙にも関わらず、合唱団のために素晴らしい編曲を快くお引き受けくださり、ここに合唱団の宝物として立派な作品集を完成していただきました倉知竜也先生に対し、心から感謝申し上げます。
およそ1年半前のことですが、第10回定期演奏会の構成をどのようにするか検討することとなり、第1部では、忘れかけられている数多くの美しき日本の情景を歌った唱歌、童謡等を、合唱団として是非歌い継ぎたいという思いが委員会で一致しました。各委員は、歌い継ぎたい歌をそれぞれが持ち寄りましたが、演奏会という時間的な制約のある中で何を根拠にどのような括り方をしたらよいのか、大きな課題として難題が迫ってきました。一曲一曲でなくメドレー構成ですから、単に曲を並べればよいはずがありません。ましてやオリジナル作品集でもあります。そのような中、倉知先生のお力に感動するばかりとなりました。今回は、誰もが耳にした懐かしい唱歌や童謡を作曲家ごとにまとめて頂きました。曲ごとの見事な前奏の味わいや混声合唱形態ならではのハーモニーに編曲して頂き、一層、日本の歌の美しさや心に染み入る叙情的な曲趣を、今後、多くの方々や子ども達にも伝えられることを確信し、共に歌い合唱の楽しさを味うことのできる、まさに創立20周年記念作品集となりました。
作品集に掲載された唱歌や童謡を口ずさむと、母親が洗濯物をたたみながら歌ってくれた懐かしさが、ふとよみがえってきます。こうした歌い継がれてきた数々の唱歌や童謡を、次の世代に歌い継ぐことも私たち合唱団の役目であるようにも思います。保育園や幼稚園児が季節の行事ごとに童謡を歌ったり、小学校では各学年4曲ごと「春の小川、おぼろ月夜」等の共通教材の他、歌い継ぎたい歌として数曲掲載されています。今後、オーケストラ伴奏版も倉知先生が編曲して下さり、多くの方々や子ども達に是非聴いて頂きたいものと思っています。
まさに、合唱団のオリジナル作品集としての宝物を作成して頂きました倉知竜也先生に団員一同、深甚なる感謝を捧げます。
最後になりましたが、編曲に当たり快く編曲許諾をいただきました「海沼實」の著作権者・海沼実様、いつも音楽委員会にご指導ご助言を頂きました内田 恵美子先生、大川 晶也先生に深謝申し上げます。
想い出の情景に寄せて
作曲家 編曲者 倉知 竜也
今回のタイトルでもある<日本のうた>として取り扱うものは、いわゆる昔から歌われてきた童謡や唱歌のことを指しています。一般に文部省唱歌とされてきた楽曲は文部省が明治43年から昭和19年に刊行した音楽の教科書に掲載されたもので、この時には作詞者も作曲者も明記されないままでした。その後、終戦を経て昭和22年になり、それまで<不明>とされてきた童謡唱歌の作者がマッカーサーの命によってはじめて公表され、多くの楽曲の作詞作曲者が明らかとなりました。これらの楽曲は戦後もその多くは文部省が教科書を作成する際に残され、初期の頃はまだまだ単に文部省唱歌として紹介されていましたが、版を重ねるごとに作者の記載が増えていきました。その間に音楽の授業などを通じてこれらの童謡や唱歌は日本人の感性の中に浸透し、誰もが知っていて一緒に歌えるものになっていったのは周知の通りです。
ところが、昭和52年(1977年)に大きな転機が訪れます。それまでもテレビやラジオでは音楽で習うような歌とは別に新たな音楽、つまり歌謡曲やフォーク、ロックといった歌が長時間流され、昔からの歌は隅に追いやられがちになっていたところに、文部省の指導要領改訂という見直しによって学校音楽の共通教材から<削除指定曲、または自由掲載>というものが示され、長い間親しんできた楽曲が次々と音楽の教科書から削除される事態となり、これが童謡や唱歌を知らない世代を生み出す原因の一つとなりました。削除になる対象の理由というものは明確ではないようですが、一般的には曲というよりも歌われている歌詞の言葉が難しかったり、現代にはそぐわない、などの理由が挙げられています。もちろん、作られた時期を考えれば100年近く前の言葉の中には現代ではあまり使われなくなったものもあるかとは思います。ただ、理解が困難そうな歌詞はその都度、それこそ授業の中で教え、昔からある言葉を受け継いでいくという大切な役割を担って貰えばいいわけで、短絡的に「理解が困難だから」という理由から削除されていったのは納得いかないものだと思います。確かに中には現代の情勢からすると不適当とされているもの(例えば「蛍の光」は3番と4番の歌詞は必然的にカットされています)もありますが、「村の鍛冶屋」や「我は海の子」、「村祭り」、「夏は来ぬ」などが消えていけば大袈裟ではありますが世代間の認識の断絶にも繋がっていく事態です。
今回の中にも「ふるさと」の歌詞は「兎追いし」と歌詞を見れば理解も早いのですが、「うさぎおいし」と見て歌われると「兎美味しい」と脳内変換されてしまう可能性があります。今の子供たちにとっては「おいし」という表現自体が言われない言葉になりつつあり、それが無理解につながる原因の一因にもなり得たりしているのは周知の通りです。しかし、当時の子供たちも全てを理解して歌っていたわけではないと思われ、それを教えられて国語を深めていくのがこうした楽曲の役目だとも考えられます。そうした状況の中での今回の委嘱の意味は過去への懐かしさもありますが、それ以上にともすると遠ざかりつつある昔を思い出させ、現代に繋ぐ役割を担う大切なものだと考えています。そのため和音づけに工夫を施した他は旋律線は極力本来のものを使用し、伴奏も作曲者が自ら書いたものを参考に編曲した部分もあります。
もし、これらの楽曲を知らない世代の方々が耳にされて、語感と共に童謡や唱歌の音楽の良さを少しでも感じていただければ幸いです。
今回は3曲の歌、「VIVALDI GLORIA RV589」、「Va,pensiero」、「Rutter GloriaPatri」をご指導頂きました。
VIVALDI GLORIAでは最初の2回歌う所を何度もやり、誰かに気持ちを込め「おめでとう」を言うようにすると良い等分かりやすく、また曲作りの時代の話も交え、先生の冗談も入った楽しいご指導を頂きました。
先生の、はにかみ笑顔も素敵です。次回のご指導も宜しくお願いいたします♪(2023.7.22 ソプラノN.N)
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定例の練習終了後、総会が開催されました。
令和4年(2022年)度活動報告、会計報告では第9回定期演奏会特別会計報告も含めて満場一致で承認されました。
次いで令和5年(2023年)度組織、活動計画、会計予算も承認され、改めて今年度のキックオフとなりました。
活動計画については2024年5月開催の第10回定期演奏会までに、合唱団20周年記念パーティー(7~9月)、第九練習講習会(初心者8~11月、経験者2~4月)、クリスマスコンサート(
11/19中恵土地区センター、12月施設アウトリーチ)、中濃合唱祭参加(2月)と濃密でアグレッシブな企画が組まれています。
この他に当然演奏曲の練習もあり、ボーッとしている暇はありません。脳の活性化にふさわしい企画です😊(2023.5.28U)
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第10回定期演奏会に向けた、2回目の倉知先生のご指導でした。
“婚礼の合唱”では、旋律を2、3小節ずつに区切り、音程、ドイツ語の発音、休符の長さ等について、とても細かく教えていただきました。何度も歌い合わせていく中で、言葉の入れ方や切るタイミングが揃っていくのが、私にも分かりました。1音ずつ確認しながら進めていくため、相当な集中力が必要でしたが、専門的な知識のない私にとって、具体的で分かりやすいご指導でした。
“想い出の情景”では、先生が日本語の歌詞、言葉のまとまりをとても大切にしてみえるのを感じました。聴き手にしっかりと歌声を届けるために、1つ1つの言葉を丁寧に、かつ、はっきりと歌うよう意識していきたいと思いました。
そして、難しいご指導の合間に先生が挟んで下さるお話が(ちびまる子ちゃん、カラスの卵の話等々)とても楽しくて、あっという間に3時間の練習が終わってしまいました!
今回ご指導していただいたことを忘れず、今後の練習に生かしていきたいと思っています。(2023.4.22 E.O)
スマートフォンでも見やすい、いわゆるレシポンシブデザインに対応したホームページにリニューアルしました。
今後ともホームページの充実に努めてまいりますので、よろしくご愛顧のほどお願いいたします。(2023.3.22U)
昨年12月にサラマンカホールで公演したオペラ「サンドリヨン(シンデレラ)」が4月末まで全編字幕つきでyoutubeで公開されています。
相可佐代子さんも出演されています。
サラマンカホールのyoutubeで検索していただくか、こちら
からご覧いただけます。興味がおありの方はご覧いただければ幸いです。(2023.3.5U)
2月21日中日新聞朝刊です(2023.2.21U) 〔画像クリックで拡大表示〕
2月19日、第46回中濃合唱祭が開催され、第九合唱団も2年ぶりに参加しました。
当日は、小雨が降っていたものの次第に晴れて、この時期にしては寒くなくよいコンディションで、軽い興奮を覚えながら、いざタウンホールとみかへ。
参加15団体の中で、我が団が40名と最多人数で会場を盛り上げたと思います。
他の合唱団のハーモニー、直前の高校生の若い歌声に刺激を受けて、ステージでは岡野貞一メドレーを明るく楽しく歌うことができました。
次回の定期演奏会まで時間はありますが、先生方のご指導を胸に刻みつつ、更に練習に励みたいと思います。(2023.2.19F)
第10回定期演奏会に向けた初めての倉知先生のご指導でした。
始めは緊張していたのか恐る恐る声を出しているように感じましたが、次第に先生のお話に引き込まれ、楽しく歌うことができました。
あっという間に時間が過ぎていきました。
今日練習した「岡野貞一メドレー」は倉知先生が編曲されたので、各部分の工夫点やどのようなイメージで作られたのかを直接お聴きすることができました。それを頭に浮かべて歌うと、ガラッと雰囲気が変わるのが分かりました。
また先生は、第九合唱団の特徴を捉えられ得意なことを取り入れるだけでなく、苦手なこともそれを克服するよう盛り込んで下さっているとのことでした。この合唱団のことを思って作って下さったと知り、ますます大切に歌っていきたいという思いが強くなりました。
歌詞については聴き手にはどう聴こえているのか、はっきり単語が認識できるよう歌うにはどうしたらいいのかを教えて頂きました。歌う時に、「この言葉を言っている」と意識するといいということに気づきました。
次回、「前回より上達したなぁ」と先生に思って頂けるよう、練習に励もうと思いました。(2023.1.21N)
▶これ以外のニュースは2年ごとにまとめてあります。下記から選んでご覧ください