1998年5月に(財)可児市文化芸術振興財団により、「可児市制20周年記念&可児市文化創造センター開館」を記念して、 第九演奏会が計画され、可児市民を対象に「第九合唱講座」として開講されたのがきっかけとなり、2001年4月「可児市民第九合唱団」として 産声を上げました。 そして翌2002年7月、指揮者に田久保裕一氏を迎えて「可児市市制20周年記念・可児市文化創造センター開館記念可児市民第九演奏会」を 行いました。
2003年1月には、(財)可児市文化芸術振興財団による運営から、市民が自主運営する合唱団として引継ぎ、可児市文化創造センターを拠点に 意欲的に活動する混声合唱団となり、現在に至ります。
合唱団名を聞くと、「可児市民だけの合唱団」と思われがちなのですが、実は、多治見市、美濃加茂市など近隣市町村から
参加される方も多く、小学生から80歳までと団員の年齢層も幅広く、常時100名の団員を維持しているこの地域最大の合唱団です。
(写真は可児市文化創造センターの全景)
国内有数の指揮者を招聘し、プロの管弦楽団の演奏と共に、古今の名曲である合唱曲を公演することで、地域市民に質の高い音楽芸術鑑賞の 機会を提供し、地域文化の高揚に寄与し、併せて団員相互の交流と親睦を深めることを目的としています。
練習成果の発表と合唱レベルの向上を図るため、毎回、著名な指揮者とプロの管弦楽団との「定期演奏会」を活動の中心に置き、 宗教曲やオペラなど、バロック、古典派、ロマン派の音楽等広範な分野の合唱大曲に取り組んでいます。
可児市文化創造センターで開催される可児市音楽祭や中濃合唱連盟主催の中濃合唱祭に参加するほか、市内中学校や福祉施設に出かけ、
様々な方々に合唱音楽の面白さを実感していただきながら、交流しています。
また、地元の小中学生をリハーサルや演奏会に招待する事や、地元アマチュアの可児交響楽団、可児ウインドオーケストラと共演する事で、
より地域に親しまれる合唱団となれるよう尽力しております。
なお、可児市文化創造センター開館5年・10年ごとの周年記念演奏会としての「第九演奏会」も可児交響楽団との共演で行っています。
2004年2月より、名古屋市を中心に活躍中のソプラノ声楽家内田恵美子氏を合唱指導者として迎え、発声の基礎からじっくりと 時間をかけて指導して頂き、合唱団全体としてのレベルアップを図り、今まで以上に魅力的な大合唱団を目指しています。 また希望者には、内田先生の発声法の個人レッスンも随時行っています。
どなたも国内トップレベルの指揮者ばかりです。
田久保 裕一氏 | 開館記念可児市民第九演奏会 開館一周年記念第九演奏会「ベートーヴェン:第九」 クリスマスコンサート2004「メサイア抜粋」 |
大谷 研二 氏 | 東京混声合唱団 可児市特別演奏会(東京混声合唱団との共演) 第4回定期演奏会「オルフ:カルミナ・ブラーナ」 |
西野 淳 氏 | 第1回定期演奏会「モーツァルト:レクイエム」 |
倉知 竜也 氏 | 第2回定期演奏会「にほんのうたとオペラへの誘い」 第3回定期演奏会「カルメン」 第5回定期演奏会「デュリュフレ:レクイエム」 第8回定期演奏会「ジョン ラター:マニフィカート」 第10回定期演奏会 「想い出の情景」「合唱団の20年を振り返って」「交響曲第9番 作品125より 第4楽章」 |
角田 鋼亮 氏 | 第6回定期演奏会「ワーグナー:オペラ合唱曲集」 |
濵津 清仁 氏 (はまつ きよと) |
第7回定期演奏会「ヴィヴァルディ:GLORIA」 |
中村 貴志 氏 | 第9回定期演奏会「フォーレ・レクイエム」 2026年初夏頃の予定 第11回定期演奏会「ジョン・ラター:レクイエム」 |